Unoの楽園～ビション犬ロンドンお散歩見聞録～　　

今日もイギリスの四季の中でのお散歩です。
シャワーを何度か浴び、それに加え、噴水の水が強風に煽られ、水しぶきが降りかかります。



公園内で最近、うのままが観察をしている木が１本あります。



それは、大きなイチジクの木です。

イチジクの実がたわわになっています。日に日に大きくなっているようです。
うのままが写真を撮っていると、常連さんの一人ジョーが通りかかりました。

ジョー：「イチジク、今年も沢山実っているね～。毎年沢山実がなるけれど、
ある日突然消えるんだよ。」

うのまま：「えっ、どういうこと？」

ジョー： 「きっと鳥だね～。いつも丁度良く熟した頃に無くなるからね。」

うのまま：「まだ青く実が硬いときは一羽もいないのに、熟した頃を見計らって、一気に鳥達が集まって食べるんですね。」

ジョー：「今のうちに人間は見て楽しませて貰うのさ。」

写真を撮り終え、今度は広場に行ってみると、常連さんと常連犬。



みんな思い思い自由に遊んでいます。



走ったり、ボールを追いかけたり、においを嗅いだり。



そうしているところに、子供達が集まってきました。



この公園には、近くの小、中学校から学生が体育の授業にやってきます。
スクールバスでやってきたり、歩いて来ていたりします。



犬たちが遊んでいるお隣で、体育の授業です。

学生も慣れたもので、わんこが近くにいても大丈夫。先生も、「ワンコには触らないように～。」と声を掛けるくらいで授業を進めています。



ワンコも人も上手にスペースを共有します。

たまに、子供達が走っていると、ウノ君も嬉しくなって一緒に走ってしまうけれど、子供達も先生も気にしている様子はありません。


この公園は、動物、人間、みんなの公園です。



「ぼくの庭じゃないの？」by ウノ君

「ここにくるわんちゃんは、みんな自分の庭だと思っているね。」 byうのまま