Unoの楽園～ビション犬ロンドンお散歩見聞録～　　

ロンドンは晴れ。
最高気温は１６℃、最低が１０℃。


先日南イタリアの街犬たちのお話をしたので、今回は南イタリアの街ネコたちのお話です。
（当ブログ、犬ブログなのですが、あしからず。）

曇りがちなある日、うのぱぱと港をお散歩していたときのこと。
２人の地元人が港で釣りを楽しんでいる姿が目に入りました。




近づいて様子を見ていると、結構頻繁に小さな魚が釣れているようです。
南イタリアの海は透明度が高いのでちょっと海を覗くと小魚が群れながらスイスイ泳いでいるのがよく見えます。


この写真は別の日に別の場所で撮影したものですが、ちょっとパンくずを投げると、沢山の小魚たちが集まってくるのですよ。




しばらく海の中でスイスイ泳いでいる魚達を見て楽しんでいたのですが、釣り人の釣り竿に魚がかかった様子だったので、そちらの様子を見ることに。
かかった魚は結構立派な魚に見えたのですが、針から魚をはずした瞬間、後ろに向かってポ～ンと放り投げたのです。
えっ、なんで？？と思いその投げた方向を見てみると、、、、


３匹のネコさんが待機していたのです。




すばやい一匹のネコさんはその魚を口にくわえ、離れたところに持って行ったと思いきや、たまに口から離し、ピョンピョン跳ね上がる魚を前足で突付いたりし遊び、また口にくわえ、遠くに行って食べていました。




そして魚にありつけなかった２匹のネコさんたち。
釣り人たちと一定の距離を保ちながらも、じっとおすわりして次のお魚が来るのを待っています。

また釣り人の竿に何かがかかったようです。
吊り上げるとまた同じような魚がかかっていました。
どうやらこの魚は釣り人さんには用無しなのか、また後ろにポ～ンと放り投げました。


お陰で、もう一匹のネコさんも新鮮なお魚にありつけ口にくわえて持って行きました。
残されたネコさんも、またすぐに釣り人からお魚を投げてもらっていました。

南イタリアの街ネコたち、毎日おいしい魚にありつけるとは思わないけれど、漁港近くに何匹も住み着いているところを見ると、結構この日のように新鮮な魚を食べて暮らしているのかも。
ネコさんが小さな体で魚をくわえて歩いている姿、うのまま初めて見ました。
思わずサザエさんの唄が頭をよぎってしまいましたよ！




今日もあのネコさん、あの港で魚をくわえて歩いているのかな？



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