Unoの楽園～ビション犬ロンドンお散歩見聞録～　　

ロンドンは晴れ。
最高気温は２１℃、最低が１５℃。

気持ちよく晴れ渡ったロンドン。
ロンドンのいいところは、普段曇り空が多いので、たまに雲ひとつ無いお天気に恵まれると、
最高にありがたい気持ちになれるところ。
今日は出会う人みんな笑顔です。




青空に黄金色の葉っぱが美しいコントラストを醸し出します。




ウノ君といつもの公園に出かけました。






注）今日の記事は昨日の続き、トレーニングに通ったときのことになりますが、写真は本日のお散歩の様子です。






１０ヶ月目にして、通うことにしたトレーニングコース。




初日、会場に行ってみると、犬種もサイズもさまざまなワンコたちが集まっていました。
パグ、フレンチブルドッグ、ボーダーテリア、スパニエル、ラブラドールが数頭。




会場内でのウノ君はというと、人間大好き、ワンコも大好き、
みんなに会えて大興奮。
１０ヶ月ころのウノ君といえば、どの犬が苦手という意識がない状態だったので、
大型犬だろうが平気で挨拶していた時期です。
人間にもワンコにも遊んで、構って、と落ち着きがありません。




トレーナーさんがコースの内容を一通りの説明し、いよいよ実践の始まり。
まずは手始めに、おすわりの練習から。


ウノ君は、家でおすわり、伏せ、待て、呼び戻しの練習をしていたので、難なくこなせますね。



さぁ、みんな一緒におすわりです。



「Sit!」という掛け声で、どの子もみんなオーナーさんの指示に従いおすわりをしていますよ。



これはとっても基本なので、どのわんちゃんも簡単に出来ること。




の筈なのですが、、、、、、。




一人だけ出来ていない子がいますよ。




ウノ君。



あれっ、おかしい！！
じゃぁ、もう一度、「Sit!」


。。。。。。。。


おやつを手に持ち、もう一度、「Sit!」


。。。。。。。。。。。。


ウノ君、おすわりをしません。
おやつに見向きもしません。
一体ウノ君は何をしているかというと、他の子たちが気になってしょうがないので、
あっちを見たり、こっちを見たりしていて、うのままの事がちっとも目に入っていません。
もちろん大好きなおやつもです。




そうこうしているうちに、次は、みんな軽く伏せの練習を始めました。


「Down!」という掛け声で、みんな伏せの体制に入っています、もちろんウノ君を除いて。


ウノ君とうのままは、いつまで経ってもおすわりが出来ないのです。


家では、ご飯の前におすわり、おすわりをしたらおやつをあげてとちゃんと出来ていたこと。
まさか、一番最初のおすわりでつまずくとは、思ってもいませんでした。


トレーナーさんも参加していた人たちも、「ウノ君、他の子たちに会えて嬉しいのね」
とやさしく見守っていてくれました。



ウノ君は家では出来るのにどうして出来ないの？とトレーナーさんに質問してみると、
それは、家の中では殆ど気を紛らわせるような音もしないし、匂いも無い、そういう状態だと
集中できるのですんなり指示に従える。
外の場合、いろんな音や人、犬とあらゆる刺激があるため、集中する事が困難なのだと。


まさにウノ君、集中力のかけらもなく、刺激に振り回されて、うのままの言葉が耳に入っていないのです。






初日のレッスンはこうして終わっていきました。


ウノ君はおすわりをすることが出来なかったけれど、他のワンコに会えて
楽しいトレーニングの時間を過ごせたようです。
あまりにも楽しそうに笑っているウノ君を見ていると、出来の悪い子ほど可愛いとでもいうのか、
ますます愛しくも思えたのです。



初日のトレーニング、うのままにとっても、信じられない発見（ウノ君がおすわりもできない）もあり、
有意義なものでした。




そして、うのままとウノ君の課題。



外で「おすわり」。



さて、次のレッスンまでの間に上達しているか、、、。
それは、また後ほど。





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