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ミニチュア・ピンシャー君☆ハバニーズ君
ロンドンは晴れ、最高気温は14℃、最低気温は4℃。

先週公園で一緒にお散歩をしたドッグウォーカーさんが連れていた3匹のワンちゃんですが、
そのうち2匹がレスキュードッグでした。
とても綺麗な毛色をしたミニチュア・ピンシャー君。
彼はとてもリラックスしてお散歩していたので、彼の現在の様子からは全く想像も付かないのですが、
現在のオーナーさんは5人目なのだとか。

5人目のオーナーさんに引き取られ、幸せに暮らすようになったピンシャー君ですが、最初にドッグ
ウォーカーさんが彼と出会った時も、未だ他人に対する恐怖心が強く、家を訪れた際に、ふくらはぎ
を噛まれてしまったとのこと。
彼はスペインでうまれ最初のオーナーに虐待され、そのトラウマから人間に対し恐怖心を持つように
なり、レスキューされるも新たなオーナーと上手く行かず転々とオーナーが変わることに。
そして現在ロンドン在住のオーナーさんとの出会いでようやく落ち着いた生活を送れるようになったよう。
彼の現在の様子を見ていると、虐待された過去があるとは感じられないほどリラックスしています。
他のワンちゃんにも友好的ですし、初めて会ったうのままにも怯えることなく穏やかな優しい表情で
近づいて来てくれますし、とても可愛い男のコです。
そしてレスキューされたもう一匹のワンちゃんは、ハバニーズの男のコ。
彼は生後6か月くらいの時にレスキューされたようですが、彼の身に何があったのか定かでは無く、
ただ可哀想なのは今でも他のどんな犬が近づいて来ても恐怖心からなのか、とにかく吠えて近づかせ
ない様にするのです。
とっても苦しいのだろうな、と感じます。
ドッグウォーカーさんは、兎に角彼が余計なストレスを感じない様に、なるべく他の犬から遠ざけ歩く
ようにしています。
ドッグウォーカーさんが一緒にお散歩している犬たちとは信頼関係が築けているので、一緒に歩いて
いてもリラックスしていられるのですが、他の犬が近づいて来ると吠えます。
ハバニーズという犬種はビションと同じファミリーに属していてウノ君も大好きだった犬種のひとつ。
本来犬に対しても人に対してもとっても友好的。
ドッグウォーカーさんと穏やかなお散歩を続けていくうちに、ミニチュア・ピンシャー君のように、いつか
穏やかに楽しんでお散歩できる日が来ると良いのですが。

木陰で寛ぐウェスティさん
問題行動と言われてしまうワンちゃんの行動の原因は人間が作り、そしてまた人間次第でワンちゃんの
行動も変えることが出来る。
そんなことを改めて感じたお散歩でした☆
クリックありがとう♪


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エンジェルウノ君とお散歩☆噴水
ロンドンは晴れ、最高気温は17℃、最低気温は6℃。
久しぶりに近所の郵便局に出掛けたところ、空いている時間帯だったせいか、窓口の男性が、
「あれ、久しぶりだね!」と声を掛けて来ました。
以前からそんなに頻繁に郵便局に行っていた訳ではなかったので、不思議そうな表情でいると
「よくお店の前をワンちゃんと一緒に歩いていたけれど、最近全然見ないからどうしたのかと
思ったよ!」と。
ウノ君とお散歩に行くとき、郵便局前を通り公園に向かっていたので、ほぼ毎日お店の前を歩いて
いました!
ウノ君のことを聞かれたので、虹の橋へ旅立ったことを伝えると、とても寂しそうな表情をしながら
優しく励ましてくれました。
殆ど会話を交わしたことの無い人でも、ウノ君のことを覚えてくれている人が居るんだと思うと、
なんだか温かい気持ちになりお店を後にしました。
そして今ここにウノ君も一緒にいるような気がして、そのまま公園に入りお散歩です。

園内は数週間前に比べ、大分静かになっていて丁度良い感じ♪
ロックダウンで小売店が営業していなかった2週間前までは、園内は混雑しすぎてゆっくりお散歩
という雰囲気では無かったのです。
ワンちゃんとお散歩をしている人たちも心なしかリラックスして歩いているように見えます。

しばらく歩いていると池の方から噴水の音が聞こえてきました。
子供たちもその大きな音のする方へ向かって走っていきます。

水辺で楽しんでいるのは子供たちだけではありません。
ワンちゃん達も水遊びをしています。
リードに繋がれたまま池の中で泳ぐワンちゃん。
まるでハイドロ セラピー♪

ワンちゃん達の楽しそうな様子を眺めながら歩いていると、ウノ君のお友達犬のオーナーさん兼
ドッグウォーカーさんに会いました。
久しぶりに会い挨拶を交わし、オーナーさんはうのままのそばにいる筈のウノ君が居ないので、
すぐに何があったのかを察し、ウノ君のことを話すと、以前何度も一緒にお散歩をした日のことや
虹の橋へ旅立ったオーナーさんのブランブル君の話や色んな思い出話に花を咲かせました。

すっかりパックの一員になってちゃっかりおやつを貰っているウノ君
生あるものにはいつか必ず訪れるお別れのとき。
でもウノ君と一緒に過ごせたお陰で多くの人と知り合って、こうしてたまにお散歩に来ても一緒に
時間を共に過ごせる人達が居て、本当にウノ君は今でも沢山の幸せを与えてくれています。
ウノ君の存在は見えないけれど、いつまでも多くの人の思い出の中で生き続けているウノ君。
ウノ君の存在の大きさを改めて感じた一日でした☆
ありがとう、ウノ君!
クリックありがとう♪


ロンドンの地下鉄☆ドッグフレンドリー
ロンドンは晴れ、最高気温は16℃、最低気温は2℃。
晴天に恵まれた昨日フィリップ殿下の葬儀が営まれました。
美しい青空の下、フィリップ殿下が選曲した演奏が流れ、殿下が愛用していた馬車の
座席にそっと置かれた帽子と手袋。
コロナ禍での葬儀ということでかなり規模を縮小したようですが神聖で厳かな式。
英国民の多くは胸に熱いものが込み上げてきたのではないでしょうか。

さて、先週の月曜日から必需品以外の小売店等が営業を再開したことがあり、ロンドンの
地下鉄や電車などかなり混雑しています。
出社した日の朝、電車に乗ると後からワンちゃんも乗車してきました。
ご存じの方も多いと思いますが、ロンドンの全ての電車、地下鉄、バス、路面電車は
犬も乗車させることが出来ます!
ワンちゃんはリードに繋いでいれば普通に歩いて乗せられます。
小型犬であれば抱っこで乗車し、座席では飼い主さんに抱っこされたり、またはバッグの中。
中型犬以上であれば普通に歩いて乗車し、床にお座りをしたり伏せをした状態で飼い主さんと
目的地へ向かうのです。

2019年12月うのぱぱと一緒にバスでお出かけのウノ君
チワワのような小型犬であっても、ロットワイラーなどの大型犬であっても公共交通機関側の
扱いは変わりません。
もし何か問題行動が見受けられる場合には乗車拒否される可能性があります。

飼い主はまず出掛ける前に犬の安全を考え計画を立てます。
中型犬や大型犬の場合だと改札口からホームに行くまでのルート、例えばエスカレーターに
犬を乗せることは危険ですので、階段やエレベーターを使ったルートを考える。
真夏はロンドンの地下鉄の中は30℃を超える日もあるので、そういう日は避けるとか、
また通勤時間は混雑するので、ワンちゃんにストレスが掛からない時間帯を選ぶとかね。
そしてもちろん乗客への気遣いもとっても大切です。
犬好きで知られる英国人でも犬が苦手な人もいるでしょうし、海外からの移民も多いですからね。
もし犬を怖がっている人に気付いた場合、犬と相手の距離を取るようにしたり、相手を尊重し
気遣うことで相手に安心感を与え問題を回避!
先日は秋田犬のような大型犬が地下鉄の座席前の通路で伏せをして寛ぎながら乗車していました。
乗客は大きな体の横スレスレを歩いて行くのですが、秋田犬さんは全く動揺せず頭も上げることなく、
ゆったりと過ごしていました。
かなり旅慣れた様子。

ウノ君も乗り物が大好きで、電車も地下鉄もバスも数えきれないくらい乗りました!
特にウノ君はバスがお気に入りで、お散歩途中でバスに乗りたい気分になると、バス停の前で
立ち止まり、バスに乗りたいアピールをするのです。
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うのままの顔を何度もちらっと見て、「乗らないの?」という顔をするのです。
時間があるときは、用事がなくてもウノ君のリクエストに応えバスに乗り2、3個目のバス停で
降車し、近くのカフェでお茶をして帰ってくるというお散歩?をしていました。

2019年1月 バスに乗ってとなり町へお買い物のウノ君
バスに乗せるとバッグの中から外を眺め人間観察。
外を眺めている表情が何か犬っぽくないのが印象的だったな。
ウノ君と一緒にバスに乗ったり地下鉄に乗った楽しい思い出が大切な宝物になっています☆
クリックありがとう♪


追記あります↓
初めてワンちゃんと地下鉄などを利用する際の注意事項です。
動物保護団体のブルークロスのサイトを参照しています。