Unoの楽園～ビション犬ロンドンお散歩見聞録～　　

ロンドンは晴れ、最高気温は２８℃、最低気温は１８℃です。



先週４０．３℃を記録したロンドンですが、水曜日には２６℃程度まで気温が下がり
快適な天候に戻っています。



７月２４日はウノ君のうちのコ記念日です☆
昨年の今日、ウノ君がうのまま達のところへやって来ました。





ウノ君はロンドンから電車で１時間半ほどの距離にある海辺の街で生まれました。
６匹兄弟の１匹で、ママ犬さんの他に４匹のビションちゃん達が暮らす賑やかなおうちです。



昨年はパンデミックということもあり、繁殖をしている優良ブリーダーさんが少なかった年でもあり、
規制も色々ある中、様々な偶然と出会いによりウノ君を迎えることが出来ることとなったのです。



お迎えする当日もなかなか暑い日で、電車も朝からキャンセルになったりとイギリスの交通機関
あるあるだった訳ですが、ブリーダーさんのお宅に無事に到着し、ウノ君と再会したのですが、
そこに居たウノ君は、１週間前の大人しい感じでは全くなく、兄弟犬の上に乗り、甘噛みし合っている
なんとも勇ましい姿。





このコは結構やんちゃなコだな！
逞しいコになりそうだ！
というのがお迎えする当日のウノ君の印象でした。



ウノ君はやんちゃなコですが、甘えん坊でもあって、ブリーダーさんに沢山甘えて育った様子。
ブリーダーさんもウノ君と離れるのが辛そうにも見えました。





おもちゃとママ犬や兄弟犬たちの匂いの付いたクロスをウノ君のキャリー・バッグに入れ、
小さなウノ君をキャリー・バッグに、そしていよいよロンドンに向け出発です！



ウノ君には初めてのことばかり！
ブリーダーさんに車で駅まで送って貰い、駅でお別れです。



電車に乗りロンドンへ向かったのですが、キャリー・バッグの中のウノ君は思いのほか
静かにしていて、クンクンと鳴くことも殆ど無く、バッグの中でお寝んねしていたり、
ブリーダーさんから貰ったおもちゃをカミカミしていたり、とってもお利口さん。



横になってお寝んねしているウノ君



いきなり大家族からひとりぼっちになってしまったのですから、クンクン鳴いたり、バッグから
出たがったりするのだろうな、と想像していたうのままはちょっと拍子抜けしたくらい。



電車の旅は１時間半の予定でしたが、なんと途中でエンスト！
電気もエアコンも切れてしまい、薄暗い電車の中でしばらく待たされ、結局電車は復旧せず
途中下車することに。



多くの乗客と共に別のプラット・ホームへ移動し、ロンドン行きの電車を待ち、混雑した電車に乗り
ロンドンへ！



初めて尽くしのパピーウノ君にはとっても過酷なスタートとなってしまったのですが、本犬は至って
落ち着いて居て、うのままはどれだけ気持ちが救われたことか知れません。



１時間半の旅の予定が、３時間程掛かった電車での旅でしたが、ようやくおうちに到着したウノ君。



キャリーバッグを開けると小さなウノ君が顔を出し、寝起きの表情でバッグから静かに出て来ました。





その後ウノ君は、うのままから離れたがらず、ぴったりと寄り添い動こうとしません。





ずっと抱っこされていて離れたがらないのです。



その晩もウノ君はうのままたちのベッドの横に置いた自分のベッドで眠ろうとはせず、結局
うのまま達のベッドで眠ることになったのです。



ウノ君はいつもママ犬や兄弟犬たちと一緒に過ごして居ましたので、ひとりで眠ることが
とても不安に感じるのは当然です。



ウノ君はうのままたちに寄り添うように眠ることで安心した様子でした



そんな日が１週間から１０日間ほど続きましたが、いつの間にかひとりで自分の好きな場所で
眠るようになり、おうちの中では自分より大きなおもちゃをブルンブルン振り回し遊んだり、





家中を勢いよく駆け回ったり、





そうかと思うとぬいぐるみに寄り添ってお寝んねしていたり、





そして今では殆どうのままたちのベッドで眠ることはありません。
暑がりのウノ君は、いつも涼しい場所へ移動しています



あの小さかったウノ君、お迎えした当時は1.74kgでしたが、現在5.03kgと体も大きくなりました。
お友達も沢山出来て、毎日公園で元気に駆け回っています。





精神的にはまだまだおこちゃまなところもあるウノ君ですが、犬格も良く、優しく、やんちゃで
逞しいワンコです。
兎に角何をしていても全てが愛しい



ウノ君、うちのコになってくれて本当にありがとう☆



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